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#0008 正しく知ろう!「血圧」と「塩」の関係

セルフメディケーション

皆さんこんにちは!Vegi(べじ)です。

今や日本人の3人」に1人と推定される「国民的疾患」
それが高血圧です。

人間ドックや健診で高血圧を指摘され、

「塩分に気を付けて」
「減塩しましょう」

と言われている方も多いと思います。

でも、

「減塩、減塩と言うけど実際どうなの??」

と思っていらっしゃる方、
多いんではないでしょうか?

今回は、そんな疑問を解消すべく、
血圧と塩分の関係について見て行きます!

①塩分と血圧は無関係!?

皆さんの中に、

「塩分の摂取と血圧は関係ない」

このような事をお聞きになった方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

実はこれは正しくありません。

「大いに関係ある人と、さほど関係ない人がいる」

と言う方が正確です。

つまり、塩分摂取によって、
血圧が上がりやすい人と、上がりにくい人がいる
という事です。これは「食塩感受性」と呼ばれ、

日本人では

 20%が食塩により血圧が上がりやすい=「感受性」
 (減塩により血圧が下がりやすい)
 
 30%が食塩と他の要因が重なったとき血圧が上がりやすい
 
 残り50%が食塩を摂取しても血圧が上がりにくい
 (減塩により血圧が下がりにくい)=「非感受性」

という研究結果も出ています。

また、同じ人でも、環境や時によって
食塩感受性が変わる事があり、
仮に食塩感受性が低くても、

「塩分をとっても血圧が上がりにくいから大丈夫」

とは一概に言えないのです。

②塩分の体内での役割は?

そもそも塩分は、

  • 体内のミネラルの「濃さ」の調節
  • 酸性とアルカリ性のバランスの調節
  • 消化吸収のサポート
  • 神経、筋肉の情報伝達のサポート

などの役割があり、身体に無くてはならない成分です。

そして、私たちの身体には、塩分の「濃さ」が常に一定になるよう保つ働きが備わっています。
塩分が濃くなりすぎても、薄くなりすぎても様々なトラブルが起こってしまうからです。

そして、この事が血圧の調節に深く関係しています。

③塩分を摂りすぎるとどうなるのか?

塩分と水分は一緒に移動する

ここで重要なのが、塩分と水分の関係です。

塩分の濃さが一定に保たれているのは、塩分に“水分を引き寄せる力”があり、塩分と一緒に水分も移動しているからです。

つまり、塩分摂取が増えて血液中の塩分濃度が上がると、身体の水分が血液中へ引き寄せられ、
血液の量が増えて血圧が上がる、という事です。

塩分の排泄と再吸収

また、余分な塩分は腎臓で排泄されています。

腎臓では血液がろ過されて、老廃物と共に尿として排泄されます。

多量の塩分摂取により、余分な塩分が増えると、腎臓への負担がそれだけ大きくなります。

この状態が続くと、 腎臓が疲弊してしまい腎臓の働きがかえって悪くなってしまうのです。

④塩分だけじゃない!血圧を上げるもの

塩分以外の高血圧の原因としては

などがあります。

⑤まとめ

いかがでしたでしょうか?

塩分と血圧との間には、切っても切れない関係性があるのです。

なので、仮に食塩非感受性であっても、食塩を摂り過ぎないようにする事は高血圧の予防に一定の効果があるとされているのです。

引用文献:食塩と高血圧 藤田敏郎著 日本医学出版
Fujita T et al :Am J med 69:334~344,1980

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