皆さんこんにちは!べじ(Vegi)です。
病気で病院や診療所を受診すると貰うものの一つに
「処方箋」
がありますよね。お薬をもらうのに薬局にもっていくアレです。
皆さんは処方箋にどんなことが書いてあるかご存じでしょうか?

個人情報とか、薬の名前とか、書いてあるんでしょ?
こんな感じでざっくりとは知っている、という方も多いでしょう。
そんな処方箋の記載内容について全3回に分けて解説します。
今回は処方箋記載内容の概略と、「処方内容より上の部分」について解説します。
処方箋の概略
処方箋の記載事項を大別すると次の10項目になります。

①公費負担者番号、受給者番号
②保険者番号、被保険者証の番号・記号
③患者個人情報
④被保険者区分
⑤処方医療機関情報
➅処方箋発行日・有効期限
⑦処方内容
⑧備考欄
⑨リフィル情報
⑩保険薬局、保険薬剤師情報
処方箋の記載事項(1)
①公費負担者番号、受給者番号
公費による医療費負担制度を受けられている方はここに番号が記載されています。番号の最初2ケタは公費の種類によって決まっていて、代表的なものに以下のようなものがあります。
| 最初の2ケタ | 公費の種類 |
|---|---|
| 12 | 生活保護法による医療扶助 |
| 21 | 精神通院 |
| 28 | 新感染症 |
| 38 | B型肝炎・C型肝炎治療 |
| 54 | 難病法による特定医療 |
この他にも公費の種類はありますが、同じ種類でも 都道府県や市区町村により番号が異なります。
2種類の公費を併用されている場合は、 2種類目の公費番号が処方箋の右下の欄に記載されます。
②保険者番号、被保険者証の番号・記号
社会保険、国民健康保険、後期高齢者医療保険の「保険者番号」と「被保険者番号・記号」が記載されます。
- 6ケタ→国民健康保険
- 8ケタ→社会保険、国民健康保険(退職者医療)
- 39+6ケタ→後期高齢者医療保険
となっています。
枝番について
令和3年4月から保険証に「枝番」が追加されています。これは、個人を識別するためのもので、医療機関などにおいてオンラインで資格確認を行う上で必要になる2ケタの数字です。
処方箋では保険者番号・記号の隣にカッコ書き()で記載されています。
③患者個人情報
処方された患者様本人の氏名・生年月日・性別が記載されます。
④被保険者区分
社会保険(被用者保険)、国民健康保険の被保険者本人は「被保険者」、被用者保険の被保険者によって生計を維持されるもの(いわゆる「扶養」に入っている配偶者や家族など)は「被扶養者」になります。
⑤処方医療機関情報
- 処方箋を発行した医療機関名および住所、電話番号
- 処方医名(記名または署名、押印)
- 保険機関コード
(都道府県番号:2ケタ)+(点数表番号:1ケタ)+(医療機関コード:7ケタ)
が記載されています。
特に処方医名が署名(印字による記載)の場合は、押印(サイン)のない処方箋は無効となります。
処方箋をもらったら必ず一度目を通しておくようにし、押印がない場合は医療機関へお申し出ください。
➅処方箋の発行日、有効期限
処方箋が発行された日付が記載されます。
有効期限は特に医師が定めた場合を除き記載されません。
しかし、処方箋の有効期限は、
処方箋発行日を含めて4日以内
と定められており、4日を経過してしまうと無効となります。薬局では期限を過ぎた処方箋は受付することが出来ないため、処方元の医療機関へ患者様ご自身で再発行しに行っていただく必要があり、原則再発行手数料(場合により再診料)がかかります。
処方箋は必ず期限内に薬局へ持っていくようにしましょう。もしもやむを得ず4日を過ぎてしまうようであれば、 事情を処方医へ伝えることで、処方箋の期限を延長してもらえることもあります。
処方箋の記載事項(2)処方内容欄
ここには、 処方されたお薬の名前や分量、日数などが記載されます。
記載事項の詳細は次のコラムで詳しく解説しますのでぜひコチラもご一読くださいね!
次回のコラムはコチラ↓




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