皆さんこんにちは!Vegi(べじ)です。
春先になると必ずニュースになるのが黄砂やPM2.5です。
この時期になると大陸の方から偏西風に乗ってやって来る厄介な物質です。
特に花粉症や喘息持ちの方にとっては脅威ですよね。
今回はそんな黄砂・PM2.5の特徴とそれに対する対策をまとめてみました!
ぜひ最後までご一読ください。
①どんな物質なの?
黄砂
黄砂とはユーラシア大陸のゴビ砂漠・タクラマカン砂漠や黄土高原などの乾燥地帯の砂が強風によって巻き上げられ、偏西風に乗って日本に飛来する現象です。
成分は?
黄砂の粒子には アルミニウム、 カルシウム、 鉄、 ナトリウム、 マグネシウムが含まれています。
また、 アンモニウムイオン、 硫酸イオン、 硝酸イオンなどの大気汚染物質も含まれ、これらは黄砂が飛来する間に取り込んだと考えられています[1]。
大きさは?
黄砂の粒子の大きさは 0.1~10μm程度であることが報告されています。日本に飛来するものは 4μm付近のものが多いと考えられています。 花粉(25~30μm)や細かい砂(20~200μm)と比較しても小さいことが分かります[1][2]。
PM2.5
PMとは粒子状物質(Paticulate Matter)の頭文字で、そのうち2.5μmの網目のフィルターを通過した粒子の集まりのことを指してPM2.5と呼びます。
成分は?
PM2.5には焼却炉やボイラーの排煙、自動車や航空機の排気ガスなど人為起源のもののほか、土壌、海洋、火山など自然起源のものもあります。
成分としては硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)があります。
②どんな影響があるの?
アレルギー症状
眼、鼻、皮膚などのアレルギー症状との関連があり、 目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみなどを引き起こすことがあると報告されています。
また、 屋外にいる時間が長いほどこれらの症状が出やすいことが報告されています。
呼吸器疾患との関連
喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状悪化に関連があると報告がなされています。また喘息の入院について 小児や高齢者において影響が大きいとされています。
循環器疾患
黄砂と 脳梗塞や心筋梗塞の発症および入院増加との関連が見られるとの報告があります。
③予防・対策
では、黄砂やPM2.5が飛来したとき、どのような予防方法や対策を取ればよいか、環境省が発表している情報[1][3]を参考にまとめました。
まずは情報収集を!
いつ黄砂が飛来するのか、そのタイミングを知っておくことが重要です。
気象庁のこちらのサイト↓にて飛散状況が発信されていますのでチェックしてみてください。
気象庁|黄砂情報
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/kosa/fcst
まずは情報収集を行い知識を持っておくことが予防・対策の第一歩です。
外出を控える
黄砂が飛来しているときは、
- 不要不急の外出を控える
- マラソンのような 呼吸器系への負担が続くような激しい運動を避ける
ことによって、黄砂を吸入する機会を減らしましょう。
外出時のマスク着用
外出時に一般用のマスクを着用することで 黄砂の吸入をある程度予防することが期待できます。医療用マスクや産業用マスクは一般用マスクよりフィルターの性能が良いため、 黄砂やPM2.5の吸入を大幅に減らすことができます。
屋内の換気、空気清浄機の使用
適度な換気は室内の二酸化炭素(CO₂)やホコリ、カビ、花粉などの汚染物質を外に排出し、新鮮な空気を取り入れることができるためとても重要です。しかし、黄砂の飛散量が多いときは逆に窓の開閉や換気は最小限にすることで黄砂の吸入量を最小限に抑えることができます。
また、空気清浄機の使用も効果的です。ただし機種によって黄砂やPM2.5の除去効果が異なるので、製品表示などをよく確認しましょう。そして、フィルターの清掃・交換は定期的に行うことが大切です。
④まとめ
いかがでしたでしょうか?皆さんは黄砂やPM2.5への対策はできていましたでしょうか?まだ万全でないという方はぜひこの記事を読んで参考にしていただければと思います。
参考にした文献
- ^環境省. 平成30年度「黄砂とその健康影響について」. 2019.3. (https://www.env.go.jp/content/900511203.pdf)
- ^溝畑, 伊藤. 黄砂粒子の化学成分の変質. エアロゾル研究. 1995;10(2):127-34. doi: 10.11203/jar.10.127. (https://doi.org/10.11203/jar.10.127)
- ^環境省. 微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報. (https://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html)



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