皆さんこんにちは! ベジ(Vegi)です。

調剤薬局にてお薬を貰う際に必ず聞かれる事の1つが
「先発医薬品・ジェネリック医薬品のどちらを選ぶか」
ですよね。
皆さんは先発品とジェネリック医薬品の違いを正確にお分かりいただいていますでしょうか?
言われたら「何だっけ?」となる方も意外と多いのではないでしょうか。
今回は改めてその違いを解説します。
①先発医薬品とジェネリック医薬品の違いとは
市場に出回る医薬品はまず、天然由来の成分から薬効が見いだされ、スクリーニング(※1)された後、動物やヒトを用いて様々な試験を行い、最終的に国の審査を合格して販売されています。この国の審査を初めて合格したメーカーが販売するものを「先発医薬品」「先発品」と呼んでいます。
薬の開発には膨大な費用と年月がかかるため、先発品メーカーにはその医薬品や製造方法などに特許が与えられています。
特許には期限があり、多くの先発品の特許期間は 販売開始から5~10年となっています。
そしてこの期限が切れた後、他のメーカーが 先発品と同じ有効成分の製品を製造・販売する事ができるようになり、これらの製品の事を「後発医薬品」「後発品」または「ジェネリック医薬品」と呼んでいます。
(※1) 新しい薬を発見する過程で、多数の化合物を評価して、特定の病気や標的に対して有効な薬剤候補を見つけ出すために行われる初期段階の試験のこと。特定の細胞やタンパク質などに対してどのように作用するかを調べ、候補化合物を選別します。
②オーソライズド・ジェネリック(AG)とは?
後発品のうち、先発品メーカーから 権が与えられたメーカーが先発品と全く同じ原料・製法で製造するものは「オーソライズド・ジェネリック」と言い、英語の“Authorized Generic”の頭文字をとって「AG」と呼ばれます。
AGには3種類ある
AGはさらに「AG1」「AG2」「AG3」の3種類に分類されています。
それぞれ何が違うの?
先発品と各後発品の違いは以下の通りです。
| オーソライズド・ジェネリック | ||||
|---|---|---|---|---|
| AG1 | AG2 | AG3 | ||
| 有効成分 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 添加物 | ◯ | 〇 | 〇 | △ |
| 製法 | ◯ | ◯ | ◯ | △ |
| 原薬 | 〇 | ◯ | ✕ | △ |
| 製造工場 | 〇 | ✕ | ✕ | △ |
| 製造技術 | 〇 | ✕ | ✕ | △ |
| 剤形 | 〇 | △ | △ | △ |
| BE試験(※2) | 不要 | 必要 | ||
| 〇=先発品と同じ △=先発品と異なる場合がある ✕=先発品と異なる (※2) ジェネリック医薬品が元のブランド医薬品(先発医薬品)と同じ効果を持つかどうか を確認するための試験のこと。BEは生物学的同等性(BioEquivalence)の頭文字。 | ||||
③AGを選ぶには?
では薬局で薬をもらうとき、オーソライズドジェネリック(AG)でもらうにはどうしたらいいのか?
AGを販売しているメーカーはお薬によって違いますので、素人目にはわかりません。なので、
遠慮なく薬局スタッフにお申し出ください。
<おことわり>
・薬局にて常時取り扱いのないメーカーの場合はお渡しまで数日要することがあります。
・昨今の後発品供給不安定により入荷できない場合がございます。



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